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悪性腫瘍について

「悪性腫瘍(Malignant tumor)」は、一般に「がん(英 cancer、独 Krebs)」として知られているが、病理学的に「癌」というと「癌腫(上皮腫、carcinoma)」のことを指す。肉腫を含めた悪性腫瘍全般を指すには、ひらがな書きの「がん」が用いられる。

「癌」を表す「英 cancer」は、かに座(cancer)と同じ単語であり、乳癌の腫瘍が蟹の脚のような広がりを見せたところから、医学の父と呼ばれるヒポクラテスが「蟹」の意味として名づけたと言われている。

漢字 の「癌」は病垂と「岩」の異体字である「嵒」との会意形声文字で、本来は「乳がん」の意味である。触診すると岩のようにこりこりしているからで、江戸期には「岩」と書かれた文書もある。有吉佐和子の小説「華岡青洲の妻」には、乳がんを表す「岩(がん)」ということばが頻出する。

「悪性腫瘍」は「悪性新生物」とも呼ばれ、malignant neoplasmの訳語として作られた言葉で、malignant「悪性の」、neo「新しく」、plasm「形成されたもの」を意味する。

悪性腫瘍≒悪性新生物⊃(癌≡癌腫∨肉腫)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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2011年03月30日 15:24に投稿されたエントリーのページです。

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